お母さん ① めまい
こんにちは。石岡です。
最近、私のお母さんの体調があまり良くなく、いろいろな病院に一緒に行ってました(4月〜5月)
お母さんは数年前に突発性難聴を発症し(両耳とも交互に)とても耳が遠くなってしまいました。
耳が遠いのは本人もストレスを感じるようです。
補聴器を勧めてみたのですが、なかなか乗り気ではなく現在に至っています。
お母さんは3月で76歳になりました。
耳以外はバリバリの健康体でしたが4月頃からめまいを訴えるようになり、本人も少し様子を見たら治るものと思っていました。
季節の変わり目もあるので、私もあまり深くは考えていなかったのです。
ですが、2週間経っても3週間経ってもめまいは治らず、本人は耳からの影響ではないかと言うことで耳鼻科を受診することにしたそうです。
以前の突発性難聴の時の病院とは違う病院をお母さんは選びました。
自宅近くにある耳鼻科で本人は1人で行けるからと1人で行ったのですが、途中でメールがきて「今、病院に来てるから来て欲しい」とのことです。
何かあったのか?
検査をして、もしかして脳に異常でも見つかったのか?と不安の中病院へ向かいました。
耳が遠いお母さんと病院の待合室で会話をするのは大変です。
なるべく大声は出さずに会話をしたいのです。
それがですね、よくよく話を聞いてみるとまだ診察に呼ばれていないということがわかりました。
えっ? 私は何で呼ばれたの? と言葉には出しませんでしたが疑問に思いました。
多分、初めての病院に来たので急に不安に思ったのかな?
耳が遠くてコミュニケーションをとるのとか、先生の説明を聞き流すかもしれないとか思ったのでしょうか。
急にお母さんの老いを感じました。
いえ、急にというのは嘘かもしれません。
耳が遠くなってからいろんなスピードが落ちてきています。
話すスピード、本人の説明力、理解力、反応。
いろいろ検査をした結果、耳が遠いのは事実ですが、そのためにめまいが起きているのではないという説明です。
そして、めまいの検査もした結果、まさかの眼鏡の度が合っていないため、との診断が‼️
びっくりしてズッコケました。
そして、お母さんが言った言葉にも驚愕。
「そうかな〜とも思ってたんだ」
もう唖然です。
は?今、なんておっしゃいました?
もう、私がめまいを起こしそうになりました。
病院を後にして先生からの説明をお母さんに話しながら帰りました。
本人は眼鏡の件でホッと一安心した様子がありましたが(眼鏡を直せばめまいはおさまると思ったので)、本人から「先生は耳のことなんて言ってた?」と質問がありました。
耳は若い人の聴力の半分以下だから、聞こえにくいのは本当だよ、と言ってたよとお母さんに伝えました。
それを聞いたお母さんは「え〜っ、耳のことも診て欲しいのに。何も治療してくれないの?」と。
お母さんは問診票にも診察にも「めまいをどうにかして欲しい」「めまいは耳からだと思う」と書いてもいますし、先生にも伝えています。
全ての検査はしています。
めまいの原因は眼鏡の度があっていないこと。
耳は遠いけど、耳からの原因ではないこと。
しかし、本人はめまいも辛かったのですが、以前からの耳が遠いのもどうにかしたかったようです。
体調が悪いせいか、うまく表現できないのもわかります。
ただ、やはり自分の思っていることを相手に伝えることが以前のようにはいかないようです。
本当に私も「お母さん、歳をとったな」と感じました。
そして、まさか聴力が昔のように戻ると思っているのかも?と思い、確認しました。
「お母さん、耳が遠くなったのはもう3、4年前だよね。その時も治療して今の状態だよね。」
「あのね、この耳の遠さは今、治療をしても元には戻らないんだよ。」と可哀想ですが再度ゆっくり説明したのです。
そうするとお母さんは驚愕と落胆が入り混じった表情をしました。
お母さんは一言 「そっか」と。
そこから今まで補聴器を拒否していたのが急に「補聴器が欲しい」に変わりました。
お母さんも自分の老化と向き合うのは辛いと思います。
何でもシャキシャキしていた人なので。
本人として耳に対する不満な思いがここでひとつだけ残ってしまいました。
少し落ち着いたら眼科に行ってみると本人は少しやる気が出てきています。
この時は眼鏡を変えればめまいが治ると2人とも思っていました。
まだまだ話が続くのでお母さんの話は何回かに分けてお話をさせて下さい。
ひとつだけ先に伝えておきます。
お母さん、生きてますから。大丈夫ですよ。
今日も読んで下さってありがとうございました。
石岡 友紀
シーユー💛
つづき↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/08/01/110039
ストレスケアサロン「mederu」のお問い合わせ、ご予約方法についてはこちらをご覧ください♡