夜勤明けの達成感
こんにちは。石岡です。
看護師をしていた時の話です。
私が行っていた夜勤は2交代制の16時間労働です。
相棒の看護師と2人夜勤でした。
病床数はここでは公表できませんが、決して少ない病床ではありません。
夜勤が体力的にツラいと感じ始めたのは35歳の時。
今はなんとかできてるけど、定年までは無理だとひしひしと感じ始めました。
よし、40歳になったら夜勤をやめようと決意。
そして、あっという間に40才を迎えました。
5年前の35才の時よりも疲労回復に時間がかかり💦
身のこなしもなんだかスローになってきています。
夜勤をやめたいです。
でも、生活があります。
夜勤をやっているから、生活できているようなものです。
1ヶ月5〜6回の夜勤代がお給料からなくなると、かなり厳しいのです。
なんせ独身ですから😁
夜勤がやめれない。
これが現実です。
よし、今度は1年1年で考えていこう。
45歳までは続けられるかな?無理だろ、なんて自問自答しながら。
そして、1年が経ち、また1年が経ち・・・
こう、なんて言うのでしょう。
昔から夜勤明けで感じるものは「達成感」と「開放感」です。
家に帰ってきてほっとする瞬間。
これは他ではなかなか味わえない体験です。
それがですね、40歳を過ぎてからの夜勤明けはさらにプラスされて、登山に近い達成感を味わえるようになりました。
皆さん、登山をしますか?
あの登頂して無事に下山した時の達成感て半端ないですよね。
登山が100だとしたら、40歳過ぎの夜勤明けの達成感は85くらいなんです。
身体に感じる疲労と達成感も85。
それが1ヶ月に6回。
我ながら頑張ったなと感じます。
朝5時を過ぎると白々と夜が明けて、少しだけほっとして。
早出の看護師さんが来たらほっとして。
8時過ぎて仲間のスタッフ達がきたらほっとして。
申し送りが終わったらほっとして。
家に帰ってきたら、やっとやっと心の底からほっとして。
患者さんの安全と、夜勤の相棒と私の安全も確認できて緊張からやっとほっとできて。
命を預かっているんですもの。
顔はスマイルだけど、頭の中、五感もフル回転。
夜勤の達成感は登山に近い。
数年前の真夏のある日。
夜勤明けで帰ってきたら、家の中は蒸し風呂状態。
その日の夜勤はなかなかのもので。
茶の間で服を脱いでいる最中に睡魔に襲われ、上半身裸のままでそのまま後ろにゆっくり倒れて爆睡。
うん、失神に近いね。
多分、そのまま2時間くらい寝ていたんだと思う。
万歳したまま、仰向けで、上半身裸で。
目が覚めたら目の下に汗溜まっていた。
小さな池ができていたよ。
上半身裸の自分を見返して、こりゃヤバいと苦笑い😅
結局、45歳まで夜勤を続けました。
お金や体力面だけではなくて、私が大切にしているのは観察力、分析力、判断力、そして頭の中で全てを関連図にして、行動する。
これが特にスタッフが少ない夜間帯には重要なことで。
ここに自分が納得できないと自分として、夜勤はやっちゃいけないと思って(自分自身にむけて)
そこが45歳だったかな。
体力的に大変で、精神的にも緊張感はあったけど、やはり他には変えられない達成感があり、とてもいい経験でした。
夜中になると看護師さんだけではなく、今も働いてくれている人達がいるんだな〜と思って寝ています。
本当にありがとうございます😊
最近の達成感は・・・?
ハードな後の達成感ではないですけど、今は人との出会い、学びの時間が続いています。
まだまだ、道の途中です。
はい、今日はこの辺で。
恐竜み〜っけ!
今日も読んで下さってありがとうございました。
石岡 友紀
シーユー💛
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