のびのびと

のんびり、のびのびと。これに限る。

正しいことを伝えても人の心は動かない

 

こんにちは。石岡です。

 

 

 

 

私は今までいろんな人と出会ってきましたが今日は看護師として働いていた以前の経験のお話をさせていただこうと思っています。

よろしくお願いします。

 

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歳を重ねてきたり勤務年数が長くなると人に教えること伝えることの機会が増えてきました。

 

 

そんな中で痛感したことのひとつ。

 

 

正しいことを言っても人の心って動かないんですよね・・・

 

 

 

う〜ん、つくづく勉強になりました。

 

いやいや、仕事だからそんなこと言ってられないでしょ、と思われる方もいらっしゃると思いますが

目標としてはその人が理解して行動に移すことができるようになるのか?

その人の成長も踏まえたアプローチ方法。

そして、チームワーク。

 

 

 

仕事の内容を伝えても全く理解しないで仕事をするのは安全面でも危険です。

また、その人の成長にもならない。

 

伝えてもその人の心は動かない

 

なぜ?

どうして?

相手を観察します。

どうしてだろう?

 

そこで感じた事は相手は「わかって欲しい」という気持ちがまず最初にあるのかも・・・

 

 

 

そこからは「伝える」から「聞く」にチェンジしました。

 

 

もちろん、仕事のこともあるので伝えることもしますが、まず最初にする事は相手の状態や気持ちを確認、聞くのが先です。

 

 

「大丈夫?」

「何か困っている事はないかい?」

 

その時に「言葉で返ってくる相手」と「表情で返ってくる相手」がいます。

 

 

言葉の場合はその話の内容を聞きます。

表情の場合はその人の思いをイメージしてみます。

どちらにしてもコミュニケーションのひとつです。

 

 

相手を知る態度を続けます。

もちろん、全て相手の気持ちがわかるわけでは無いと思います。

しかし、その「知る」態度を続けていくと相手は自分の気持ち、感情を伝えてくれるようになります。

 

 

そこに共通するのは「頑張っている気持ち」「自分のことをわかって欲しい」という気持ちなのかなと思いました。

 

 

 

私はその部分を「認める」ということを態度や言葉で伝え続けました。

 

 

そうすると今まで「わかって欲しい」と思っていた気持ちから「わかってもらえた」という気持ちに変化したようで、その部分についてはベースができた状態になりました。

 

 

今度は相手から私に「何かすることはありますか?」といったアプローチをしてくれるようになりました。

相手が私の話を聞く、私と向き合うスタイルになったのです。

 

 

そこからが本当に伝える、相手に伝わる時間となりました。

 

 

また、伝える手段も考えました。

相手の理解力の得意分野はどこだろう?というのを探します。

視覚なのか聴覚なのか。

実際の物を見た方がいいのか、文字や言葉を得意とするのか。

相手によって全然違います。

緊急を要する時はもちろん言葉になってしまいますが、振り返りをするときや時間がある時などは相手に伝わる手段でと思っています。

 

 

相手に伝わらなかったら相手は理解しないし、心や行動も動きません。

今、述べたことをスタッフひとりひとりにするのです。

 

 

自分が投げ出したら終わりです。

とにかく何度でも何度でも。

相手の感情、気持ちを聞き、そして伝え続けます。

仕事のことだけじゃなく相手の良いところ、感謝の気持ちも言葉に出して伝え続けます。

後輩やスタッフの成長を見守るのは『根気』が大切です。

 

 

こう振り返ると私が学んだんですね😊

とても良い時間を過ごすことができました。

 

 

みんな、ありがとう。

 

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今日はこの辺で。

ではでは。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございます。

石岡 友紀

シーユー💛

 

 

つづきはこちら↓

https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2020/01/25/110011

 

ストレスケアの基本のお話↓

https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/05/17/175702

 

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