自分の当たり前は他人の当たり前ではない
こんにちは。石岡です。
今日のテーマ
自分の当たり前は他人の当たり前ではない。
これは人間関係を築くうえでとても大切なポイントだと思っています。
このポイントを自分にインプットさせると自分の感情なども傍観して考えられるのではないかなと思います。
いろんなコミュニティがあります。
わかりやすい例えは職場
いろんな年齢の方が集まって育った環境も教育も時代も違います。
私が感じたことは年齢の差による物事のイメージが違うということです。
もちろん、年齢だけではないこともありました。
ある程度の年齢(30代後半から上の世代)の方は今までの経験や学びがあるのでそこで得られた知識や記憶などがあります。
そのため、何かひとつのことについてもイメージしやすい立場にいると思います。
ですが、若い年齢の方は経験も少なかったり未経験のこともあるのです。
知らない言葉もあります。
今、学んでいる時なのです。
そのため、先輩よりもイメージ力が未熟なこともあります。
そして、世代の特徴というか多分教育が変わってきているのかわかりませんが「気持ちを察する、くむ」といったことが大きな差があります。
誤解のないように書きますが決して「気持ちを察する、くむ」のがいいと言ってるわけではありません。
わかる人がそのことをわかるように伝えればいいと思うからです。
すでにおこっていることのひとつとして「言語化」するのが苦手な世代となってきています。
これは自分の口で感情や気持ちを言葉で伝えるのが苦手ということです。
物心ついた時からメール、SNS、スマホがあると人とのコミュニケーションが変わってきており、直接人との会話がなくなってきているからと言われています。
今後、そのことは今よりももっと深刻化するそうです。
その時、その時で育った環境、時代は誰のせいでもありません。
いろいろ違うのですから元々持っている感覚は違うと思います。
ですが、その関係性の中で「普通だったら」という言葉が多く出ませんか?
「普通だったら一回言ったらわかりませんか」
「前にも言ってるんだから、普通だったら手伝いませんか?」
「普通だったら、あんなこと言いますか?」
「普通だったらわかるでしょう」
普通だったら・・・
普通だったら・・・
多分、この「普通だったら」という言葉を使っている時って相手に対する不満や腹立たしさがあるときです。
私がそのことで報告をうけることがありました。
その時に私は「多分、伝わってないんじゃないかな?」と答えます。
すると相手はビックリします。
そして、またもう一度「普通だったら一度言ったらわかりませんか?」という言葉が返ってきます。
うん、わかります。
私だって使うことはあるもの。
その気持ち、じゅうぶんわかります。
ですが、最終的に相手が理解していないとすれば、それは伝わっていないのです。
そのイライラしている人は伝わらない相手に対して「変化」を求めています。
自分ではなく相手が理解して変わるべきだ、もしくは行動するべきだと思っているのです。
それは自分自身の「これだけ言ったらわかるだろう」「わかるのが当たり前」という気持ちが前提にあるからです。
ですから伝わらない相手のことを「困った対象」もしくは「困った出来事」として捉えます。
私はその時に『本当に困っていることって何だろう?』とイライラしている人に聞いてみます。
私が思うのはイライラしている人にとって、今1番困っていることは『イライラした気持ち』ではないかなと思うのです。
そのため、今必要なことはその自分の気持ちを(イライラ)を解消することじゃないかな?と伝えます。
その時に事実を見るよう説明します。
「相手に伝わっていない」という事実です。
そこに『普通だったら』とか『当たり前』とかは省いてもらいます。
それが自分の苦悩(イライラ)を生み出す原因だと思うからです。
「伝わっていない」のなら伝わるまで何度でも「伝える」のです。
そこが世代を超えて人間関係を築いていく方法かなと思っています。
文章だけ読むとなんだか立派な感じがしますが、ワタクシ自身も日々そういった感情・思考、行動と向き合い、時には『どうしたらいい〜〜!』と心の中で叫びながら日々学びだと思って過ごしています。
ゆっくりとね💛
ははは(ᵔᴥᵔ)
今日も読んで下さってありがとうございます。
石岡 友紀
シーユー💛
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