ストレスが溜まると姿勢が悪くなる?
こんにちは。石岡です。
今日は昨日のお話の続きです。
昨日の話は↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/08/30/110030
脳が疲れてくると、抗重力筋群はどうなるでしょう?
という問題です。
抗重力筋群の大ボスは脳(脳幹です)。
脳が抗重力筋群をコントロールしてるのよ。
「はい、伸びて〜、はい縮んで〜」ってね。
状況に合わせてピッピッと命令して、サクサクと伸びたり縮んだりしてるのね。
私達の意識なんか吹っ飛ばして、脳がやってくれてるの。
じゃ、大ボスの脳が疲れたら・・・?
先に答えを言うと、テーマにも書いてある通り「姿勢が悪くなる」のです。
脳が疲れてくると筋肉の緊張と弛緩がうまくできなくなります。
「はい、伸びて〜、はい、縮んで〜」の命令がうまくいかなくなり、サクサクこなしていた筋肉達もその時に応じて伸びたり縮んだりができなくなってくるのです。
本来は身体の左右のバランス(伸びたり縮んだり)は通常同じ状態です。
脳が疲れてくるとそのバランスに左右差が出てきます。
どちらかの筋肉が縮んでいたりするのです。
大ボスの脳が疲れていることで、筋肉の伸張がうまく働かなくなるためです。
そのバランスが崩れた筋肉の状態で重力に逆らって立とうとするのです。
たかが何ミリの左右差でしょ?と思われがちですが、されど何ミリです。
ほんの少し傾いている床に立ったことありますか?
視覚では感じられない程度の差。
でも、なんかおかしいと感じる感覚。
ボールなどを置くと、あっ、やっぱり傾いてたんだと感じる数ミリの差。
人間の平衡感覚とか重心を察知する力って何ミリ単位でもすごいんです。
これが私達の身体に起こっているのです。
今まで通り、ピシッと立てなくなります。
姿勢が悪くなります。
立っているのも疲れてきます。
皆さん、想像してみて下さい。
仕事、育児、家事、介護、人間関係なとでクタクタになった時、疲れているからイスに座りたくなりませんか?
それか床にペタッと座るか。
壁に背中をもたれさせたり。
そして、早く横になりたい、寝たいと思いませんか?
特に体調が悪い時は起きているのが辛くて横になりますよね。
脳が疲れるたびに、立っているスタイルから遠ざかり、地面に近づいていきます。
脳と抗重力筋群は繋がっていますよ〜。
あとね、姿勢が悪くなる他にも
つまづきやすくなる。
転びやすい、もしくはよく転んでいる状況になる。
歩くときにも出てますよ〜。
いつもより歩幅が狭くなる。
猫背になって歩く。
顔は下を向いて歩くようになる。
歩くスピードが遅くなる。
他にも
肩肘や頬杖をついたり、立っていて腕を組むのは腹直筋の疲労やアンバランスが起きているとき。
座るときに背もたりによしかかる、背中が丸まるのは背筋の弱り。
肩凝りや首の痛みは僧帽筋や脊柱起立筋の疲労やアンバランスがあるとき。
こうやって見てみると、重力に逆らって立つ行為、姿勢が自分の脳のコンディションを知ることになっていますね。
そんな時は無理せず身体を横にして休む。
あとはそうなる前にも自分の抗重力筋群に優しく自分の手で触るスキンシップをやっちゃって下さい♡
究極はホメオストレッチですよ。
感じちゃって下さい、脳の喜びを!♡
道端に落ちてた落ち葉。
北海道は秋の気配が近づいてまーす。
では、今日はこの辺で。
今日も読んで下さってありがとうございます。
石岡 友紀
シーユー💛
つづき↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/09/04/110028
ストレスケアの基本のお話↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/05/17/175702
ストレスケアとの出会い↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/05/27/100051
ストレスケアのメニュー、予約↓
https://ishikotororo.hatenablog.com/entry/2019/07/03/110308